【レポート】2017年度太場ゼミ合宿に参加して得たモノとは

はじめに

2017年11月11日、成田ビューホテルにて、僕の母校デジタルハリウッド大学時代に在籍していたゼミ、太場ゼミの合宿が開催されました。今回OBとして、日帰りで少しだけお邪魔してきました。

成田ビューホテルは成田空港の真横なので、開放的な空に飛行機を眺めることが出来る上に、ホテル自体も広く非常に快適な場所でした。

公式サイトはこちらです。成田空港から飛び立つときのみならず、もう一度利用したいと思いました。

そんな素敵な環境で今回どのようなプログラムの中、どのような影響を受けてきたのか、そしてどのように情報を収集して発信してきたのかをお伝えしたいと思います。

太場ゼミは永続的な関係が築ける

太場ゼミは一般的にビジネスゼミと呼ばれています。企画立案やプレゼンテーションのノウハウを学び、自身をビジネスマンとしてどう体現していくかを僕は学べました。そして、なによりも、OB/OGの存在が大きいです。起業されて、活躍されている先輩はもちろん、社内で素敵なポジションに付き、自身を発揮しているOB/OGの方の存在もすごく大きく、社会人一年目でつまずいたときも、話を聞いてくださり心を強く持てました。

そんなふとした瞬間でも、支え合えるのが太場ゼミのいいところであり、魅力的なところでもあると思います。
全員が全員そうであるか?ということはないし、そうである必要もないと思います。ポジティブとネガティブはいつも共存するべきだと思っています。特にこういったゼミの中では必要不可欠教材になると思っています。

そんなゼミ合宿でのプログラム

今回NASAゲームから始まり、性格診断で自分の特性を知り、相手の扱い方を知るというプログラムを体験してきました。
また、同期であり社会人のS氏のプレゼンテーションを聞き、後輩のビジネスプレゼンテーションを審査員として審査しました。

すべてのプロセスに置いて、念密に資料を準備して進行管理も入念にされていたので、違和感なく過ごせました。
ゼミ生のクオリティーは年々上がったり下がったりしていますが、それぞれの代に特徴や長短があり、毎年刺激的な合宿(僕は日帰りだけど)を体験させてもらっています。

今回体験した、NASAゲームと性格診断、ビジネスプレゼンテーション、そしてOBであり同期のプレゼンテーションについて、コメントを残しておきたいと思います。来年近い時期に見たときにどう感じているのか、そしてどうなっているのかの楽しみのためにも僕のコメント付きで執筆したいと思います。

NASAゲーム

NASAゲームの概要は

あなた方は宇宙船に乗って月面に着陸しようとしている宇宙飛行士です。
月面には母船が待っているのですが,機械の故障で母船から約200マイル(約320km)離れた所に不時着してしまいました。
不時着時の衝撃で宇宙船はほとんど壊れ使用不能となりました。
しかし、次の15アイテムは破損を免れて完全なまま残っていました。
「まずは、重要なアイテムを見極めよう」ある宇宙飛行士が言いました。
「冷静に判断するため、まずは各自で考え、最後は全員で話しあおう。」
母船に無事たどりつくため,15アイテムの中で必要なものから重要度の高い順に1番から15番までの順位をつけなさい。(最も優先度が高いものが1となります)

というものです。15個のアイテムの中から個人でまずは優先順位をつけます。そこから、NASAゲームの意図である

NASAゲームはグループワークで利用可能なコンセンサスゲームです。
コンセンサスゲームとはチームメンバーとの合意形成(コンセンサス)を行う必要があるゲームです。

とあるように、チームでコンセンサスを行います。自分の意見を主張しつつ、協調し、最終的にゴールである母船にたどり着くにはどうすればいいのかを考えるゲームです。

結果として、僕が所属していたチームメンバーのスキルアセット、思考力も高く、チーム優勝を勝ち取れました。
しかし、個人としては順位は真ん中ぐらいだったと思われます。しかし、このコンセンサスの意図としては正しい結果になったと考えられます。

以前このNASAゲーム体験したことはあったものの、すっかり忘れてしまっていたため、新たなリセットしたマインドと感情で挑むことが出来て非常に楽しかったです。

性格診断での己の特性を知る

これは、自分の特性を知りどういったコミュニケーションを取ればいいのかを相手に知ってもらうのと同時に相手に対してどのようにコミュニケーションを取ればいいのかを可視化するための手段です。

方法としては、4つのタイプに分かれているそれぞれのチェック項目で自分に当てはまる項目にチェックをしていきます。
そして、そのチェック数が一番多かったタイプが自分に一番当てはまる可能性が高いというものです。

それぞれ特徴があります。まず・・・

(1)Driving(ドライビング…自己主張:強/感情表出:弱)

こちらのドライビングタイプは、「指図されるのは大嫌い。思い通りにやらせてよ」タイプ(現実派)
と呼ばれるモノです。

生まれついてのリーダー気質。戦略、勝負が大好きで、指示されるのが大嫌い。自分の道は自分で決める。褒められなくても平気です。口グセは「で、結論は?」

基本的に自分が相手をコントロールしたいドライビングタイプは、指示命令など一方的なコミュニケーションを取りがちです。話をじっくり聞くのは苦手で、ついつい相手の話を遮りがち。優柔不断な相手には、「で、一体何を言いたいんだよ?」とイライラすることも多々あります。仕事はやって当たり前、他人に認められなくても平気と言う方も多く、イチイチ報告を求められるのも嫌いだという人も。

相手と意見を戦わせることを恐れず、ハッキリ言うことが多いので、衝突も多目ではありますが、上昇意欲に乗って出世していく人も多くいます。仕事は仕事、と割り切りたいので人間関係のもつれなど、ウェットな話題は好みません。

(2)Expressive(エクスプレッシブ…自己主張:強/感情表出:強)

こちらのエクスプレッシブタイプは、「楽しくなければ意味がない。盛り上がって行こう!」タイプ(感覚派)
というテンション高めなタイプという印象です。ちなみに僕はこのエクスプレッシブタイプのチェック数が一番多かったです。

仕事も勉強も楽しくなくちゃ!サプライズが大好きで、何とかなるさと楽観的。細かいことなんて気にしてもムダ。やってみてから考えます。口グセは、「いいね!」

おしゃべり好きで、沈黙が苦手なエクスプレッシブタイプは、色んな場所でムードメーカー。しーんとした時間が苦手ですから、いつも口火を切る最初の発言者になりがちです。飲み会やコンパも基本盛り上げ役。よく話し、よく笑い、「そこうるさいよ!」と怒られてもエヘへと笑ってスルーできる、そんな柔軟さを持っています。

ドーン、ババーンといった擬音語擬態語を多用して、話は結構大げさになりがち。盛り上ればいいでしょ?とばかりに、少々「盛る」のも得意です。

(3)Amiable(エミアブル…自己主張:弱/感情表出:強)

こちらのエミアブルタイプは、「みんなのためなら頑張れる。きちんとお役に立ちたい」タイプ(協調派)という
ものです。
この項目も比較的僕はチェック数が多かったです。

人間関係波風立てず、穏やかに。「困っている人はいないかな、期待されていることは何だろう」「みんなのためなら頑張れます」というタイプ。口グセは、「すみません」。

いつもニコニコいい人オーラ全開のエミアブルタイプは、周りからのお願いを断れず、ついつい「はい」と引き受けちゃって仕事は常に手一杯・・・となりがちな、優柔不断ないい人です。困っている人が周りにいると、放っておけずに悩み相談もウェルカム。自分の意見を押し付けることなく、うんうんうなずく共感上手な聞き上手ですから、話している相手はそれでスッキリストレス解消。それで終われば良いのですが、勝手に「味方だよね?」と思われて、知らない間に人間関係問題に巻き込まれていたりもします。

(4)Analytical(アナリティカル…自己主張:弱/感情表出:弱)

こちらのアナリティカルタイプは、「やるべきことは正確に。計画通りに進めましょう」タイプ(思考派)というものです。このタイプが僕は、一番チェック数が少なかったです。

まずは計画、事前準備。自分の専門を大切に、ミスは少なく確実に。いつも通りにきちんとやろう。コツコツと継続してこそ価値があると考えています。口グセは、「特にありません」。

周りから見るといつもマイペース、空気を読まずに淡々と仕事をこなすアナリティカルタイプは職人気質。決められた仕事をきっちりとひとつひとつ終えていくことを好みます。人に振り回されることを嫌いますから、一人でできる仕事を選びがち。人によっては何日も、誰ともしゃべらず黙々と作業するのも苦になりません。

4タイプ診断法をやってみて、感じたこと

当たっていると思えば当たっていると感じるところもあります。しかし、何より大事だなと感じたのは、この診断方法を活用して、相手を知る事だと思います。相手を知るきっかけ作りに活用してみたり、こういう傾向の人なんだね!じゃあ、こういう聞かれ方の方が良い?などのように、その人を知るためのステップに大いになり得ると感じました。

僕自身も自分を知るきっかけ、この診断方法によっての自分とはどう見えているのか、なども知ることが出来ましたし、端から見た自分が「ここ非常に当てはまるけど、ここは違うかもな〜」ということについても知ることが出来たのはとても有益でした。

是非皆さんもやってみてはいかがでしょうか?

 

ビジネスプレゼンテーションを審査してみて

毎年恒例のこのビジネスプレゼンテーションですが、今回2組のプレゼンテーションを審査いたしました。
概要は、「2020年までに実現可能なIoTを用いたビジネスプラン」

僕は基本的に、人様のプレゼンテーション、特にビジネスプランについて拝聴するとき、以下の点を軸に見ています。

  • そのプランは
    • わくわくするか?
    • 金になるか?
    • テーマに沿っているか?
    • 本人に情熱はあるか?

と他にもいくつか項目があるのですが、ここでのお披露目は上記のみにしておきます。
まず、一番目のわくわくするか?という点については感情論になるかもしれませんが、人は感情で動くことが多いです。

感情で動くから、エンタテインメントはもちろんのこと、犯罪が起きてしまうこともあります。

つまりそのプランはエンタテインメント性があるか?という点については毎度重視して審査しています。
なによりも、わくわくするか?のツボは人それぞれ違うと思いますが、周りの人の目の輝き含め、誰か1人でも輝いていればそれはニーズがあると思っています。そして、そのわかりやすい例として、質問が良く出るプランなり、プレゼンテーションはわくわく現象が起こっている状態です。

わくわくするものは、本能的に人間はやってみたい!触ってみたい!体感してみたい!と思うことが多いです。

そして、金になるか?これはビジネスというお堅い言葉が付いている時点でマスト事項です。
お金にならないモノを社会に出しても、それはただの趣味になってしまう可能性が非常に高いです。お金はスモールスタートでもいいのです。少しでも回る仕組みがあれば、可能性を見いだしてくれる投資家はいると考えられます。

テーマに沿っているか。については、今回課題ということもあり、マストですね。
課題のテーマに沿っていないプランを提示されても、頭に入ってきません。なので、そのカンファレンスなり、ビジネスプランコンテストなり、必ずテーマに沿っているかは、基本中の基本だと考えています。

そして、最後の情熱です。これは本人にやる気がないのにその人にお金を出してやらせたら成功するのか?というネガティブな思考とこの人に任せたら絶対やり遂げてくれそうだ!という数値では計れない感情論です。

これはプレゼンテーションの入念な準備から始まり、当日の前のめり感なども含めて、相手に伝わっているか?むしろ伝えに来ているか?がキーだと考えています。

1組目はペットとIoTの活用事例をとあるものと掛け合わせて

詳細については、本人たちからもし現実性があって、実現したいのであれば発表があると思います。
どこでどのように発表されるかは僕もわかりませんが・・・。

こちらはわくわくはしたけど、お金と情熱の点で劣っていました。

本当にやりたいの?自分はペットの散歩で不便さを感じているから考えたけど、それで一生食っていくほど情熱あるの?

という問いに対しては「So So…」のようなイメージを受けました。
しかし、プレゼンテーションの資料に関しては、グラフィカルで良かったと思います。

2組目は、コンサートとIoTを掛け合わせて

こちらも上と同様詳細については不透明にしておきますが、情熱はすごかったです。
プレゼンテーション慣れはしていなかったものの、情熱が伝わってきました。

お金に関しても回りそうです。ご興味のある方は是非ご連絡いただければと思います。お繋ぎいたします。

また、僕自身バンドマンを経験していた時期もあり、「これあるといいな〜楽しそうだな〜」とわくわく現象も起きていました。

ビジネスプレゼンテーションを審査してみて感じたのは

僕ももっと頑張らないと・・・という点に強くおもりがのしかかりました。
学生時代のギラギラはどうした?と先生からも言われ、納得のいくくすんだ人間になっているという現実に気付くと同時に、焦りを感じました。もっともっとぶつけていきたい!世界を変えたい!と再認識できました。

2組のビジネスプランどこかで世に出ることを祈っています。

OBであり同期のプレゼンテーション

一言、「もったいない」でした。会社に染まること、社会に染まることは悪いことでも何でもないと思います。ただ、当たり前のことなので当たり前の人間になってしまっていた彼に「もったいない」と感じてしまったのが現実でした。

そもそも僕は社会の定義を知らずに社会という言葉を使っている人が大半だなと感じています
そんな中「社会に出たら・・・」「社会は・・・」「社会の常識とは・・・」という言葉を使われても、ピンとこないどころか、本人すらわかっていないことを他人に説得されようとしてもさらに疑問点が増えるという状態になってしまっていました。

彼は非常に優秀です。そして、親友でもあります。
質疑応答で、「夢は何ですか?その夢は今いる会社をクビになっても実現できますか?」という質問をしました。

彼の口からは正論が返ってきました、しかしその正論こそが僕が一番望んでいなかった答えなのです。

「目的があるから、今の会社じゃなくても別の会社でも実現できる!」という力強い回答でした。しかし、その力強い言葉の未来用語は「死」を意味すると感じました。

個人のパワーが強くなり、企業に属する必要性、そしてメリットがなくなってきた今。企業の意味を細分化して、個人に反映できるパーツをかき集めて組み立てなくてはいけないと感じています。そのパーツの一部である企業を母体として考えてしまっているのでは、これからの未来で生きていけるのか?(彼ならなんとかすると思う)と不安になったと同時に勝利を実感しました。

マイノリティな意見であったり、マイノリティな考えは、つまりブルーオーシャンです。その考えをもっと強く強固なものにすればいつかそこもレッドオーシャンになる可能性があります。なので、マイノリティな考えは非常に大事ですし、貴重なモノだと考えています。そして、そのマイノリティな会話が出来る相手も大事です。

世界はこうだから・・・世間ではこうだから・・・という考えであったり概念は歴史上ではただのゴミになっているのです。いわゆる流行り物、トレンドです。トレンドは永続的ではありません。いつか廃れる。けど、歴史は繰り返します。そこの点に再度気付かせてくれた彼のプレゼンはなかなか興味深かったです。

なにより、彼の仕事内容を知れたのは非常に良かったです。

さいごに

2017年度の太場ゼミ合宿も無事に終わったようで、僕自身もいいとこ取りで刺激ばかり受けて良い日になりました。
行きと帰りと車で向かい、ドライブも楽しみながらいい休日を過ごせました。

恩賜である先生とも会話した上で、これからの自分を見つめ直すいい機会になりました。

いつか僕もこのような合宿を開催したいと強く思います。

その時は是非皆さんよろしくお願いいたします。笑

10期生のみんな、お疲れさま!

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