はじめに
世の中で暴力・虐待が多く取り上げられることが多い印象を持っています。
僕はこの肉体を使って相手を倒す・潰す、といった行為がどれだけ愚かでバカな行為かを今日は布教したいと思います。
よく子供に『言ってもわからないならぶつよ!』と言っている親を見かけます。
僕の家庭もお尻ペンペンとかはありましたけど、虐待と言われる残酷さはなかったです。当時の僕はお尻ペンペンで震え上がってましたけどね。
よく親御さんが発言している言葉に耳を傾けると『子供には到底理解できない発言・言葉を使っている』という事実に気付かされます。
原因としては子供が『何に対して機嫌を損ねているのか』がわからないからです。
とりあえず、『やめなさい!』とか言ってることが多いのを見かけます。
親御さんのお気持ち察します。
そこで視点を変えて話すのはどうでしょうか?
僕の父は『子供と同じ目線に立てば、なにもイライラしない』と言っていました。
僕は父ではありませんが、この考え方は尊敬していますし、仕事や相手に何かを教える際に気をつけています。
相手と同じ目線・視線まで落としたり上げてみたりする
これがまずは第一のポイントです。
暴力に対抗するために身につけるべきスキル
言語力です。
これに尽きます。結論をこの段階で言いますが、暴力や虐待に勝つためには言語力を身につけることです。
言葉の力はすごくて、殴られて怪我してもその怪我は程度にもよりますが、治癒します。
しかし、言葉・言われたことは長いこと人の心に居座ることがあります。
『自分の今があるのは父のこの言葉があるからです。』と言ってる人がいるのをよく見かけることから、これは事実だと考えています。
つまり、どんなに殴り合いの喧嘩が強いやつが相手でも、言語力があれば倒せます。メンタル的に倒せます。
そして、社会的にも抹殺できます。
自分が暴力行為を振るわなければ、相手を警察に突き出したりすることにより、慰謝料・賠償金を支払わせることも出来ます。
そう、言葉は使い方次第で車と同じ凶器になると僕は考えています。
言語力を身につけるために必要なこと
昨今の若者(ここでは小中学生が対象)の言語力・語学力の低下が問題になっているというニュースをよく見かけます。
こういった本がベストセラーになるぐらい社会問題となっていることに対して大人は危機感を持たないといけないですよね。
つまり、最近の若者は教科書が読めないのではなく言葉を汲み取ることが苦手な子が増えているという事実です。
その理由としてYouTubeで動画を見ることによって、口語体での日本語に触れる機会が多く、文面から文字を読んで、頭で理解するということが出来る機会が少ないからです。
言語力を身につけるためにやるべきこと。それは読書です。
読書をすることにより、自分で考える力と想像力が身につきます。
言葉は拳よりも強い
僕はこう信じています。言葉は拳なんかより圧倒的に強いです。
読書をすることによって、身につく言語力は圧倒的強さになり、圧倒的知恵になります。
大事なのはその知恵を実践することも大切です。でないと、ただの頭でっかちになってしまいます。
すぐ暴力を振るう人はアタマが悪いんだなと捉えると同時に、自分の気持ちを上手く言葉にできない人なんだなと哀れんであげる程度が丁度いいと思います。
なによりも相手にしないことが一番です。自分にとって害悪でしかありません。
今日も元気に生きましょう
読書をして、知識をつけて、親に話してみたり、友達にドヤってみたり、テキストファイルに考えを書き込んでみたって良いと思います。
頭の中を一度白紙に書き出してみてはどうだろうか?今日は天気もあまり良くないし、整理して明日は天気がいいから実践してみる!
そんな週末を僕は過ごします。