はじめに
僕はメガネや帽子を被る、いわゆる装飾品を身につけることを好んでいます。
昨今、コロナの影響もあり少々メガネのユーザビリティが落ちてきているので、悩ましいところですが、帽子に関しても気温が上がり頭が蒸れるといった最悪のユーザビリティを体験するのも辛くなってきたので、最近ではめっきり被っておりません。
今日はなぜメガネや帽子といった装飾品が役に立つのか?それもリサーチ現場でといったお話をしていきたいと考えています。
メガネは自分の訴えを隠す
UXリサーチなどをしている際に、ユーザーと対面でヒアリングなどをする際にもちろん目線は合わせるものの、その目線のせいでユーザーが意図しない発言を繰り返し行うといった現象がいくつか見られました。
相手の訴えでおどおどとしてしまい、つい本音と違った発言をしてしまった、とあとからヒアリングを改めて行うと判明することがありました。
メガネ、それも縁が太いモスコット系のメガネを伊達でもいいのでかけておくと、相手の目を見ているもののこちらの感情を読み取られないので、相手の意志を引き出しやすいといった効果が多く見られました。
同じくメガネで自分のやましさを隠す
相手になにか強く言われたときに、冷静に相手を観察するためには自分を隠す必要があります。
そういった場合にメガネといった装飾品は非常に便利です。
相手がどう出ているのかが相手に悟られず観察できるといった利点があります。
僕自身やましいことこそありませんが、相手がなぜ激昂しているのか?なぜクレームしているのかを冷静に分析するためにメガネを多用する場合もあります。
もちろんメガネをぶん殴られてふっとばされて破損・・・なんてことは今の所ありませんが、そういったリスクはあります。
装飾品はときに失礼になる
帽子を屋内で被っていると叱ってくる方もいます。
そういった方のことも踏まえメガネは非常に便利であると考えています。
もちろん、縁が太くてクリアなレンズであれば何も問題ありませんが、僕はあえてブルーレンズを使ってます。
青色は自身の感情を抑えてくれるのと、そんなに暗くならないといった利点があるからです。
相手から見ても多少薄暗いものの、主観・客観いずれも目はかすかに見えるといった状態が非常に良いのです。
もちろん主観のほうが自在に動けるので圧倒的に有利ですけどね。
まとめ
装飾品、今回はメガネにフォーカスしましたが、今後もどういった装飾品を身に着けてどういったアプローチをすると人を観察したら、人を説得することが出来るのかについてお話したいと思います。