はじめに
現代スマートフォンの保有率は日本国内で80%近くあります。
そうした中どのようにすれば、他者とスマートフォンを使った情報収集に差をつけられるのでしょうか。そして、どうすれば効率的にその差を広げてインプットの質を上げられるのでしょうか。
今回は情報収集のスピードと質で他者と差をつけるためにするべき3つのことをお伝えしたいと思います。
スマートフォンのスイッチを切り替える
皆さんはニュースアプリ、Twitterのようなアプリを使って情報収集をするのが一般的だと思います。そして、それらの方法は間違いではありませんし、むしろそうしないと情報収集のスピードと質が他者より劣ります。
しかし、残念なことにその方法を毎日同じようにしていても、同じようにスマートフォンの画面を眺めていても差は付きませんし、むしろ飽きが出てきてスピード・質ともに劣化します。
永続的に続けるためには、スマートフォンの使い方を根底的に変えなくてはいけないのです。
では、具体的にどのようにして変化をつけて、差別化を図るのでしょうか。
その方法というのが、意外と簡単でスマートフォンを見る・眺めるスイッチの切り替えをするのです。
簡単でしょ?「なーんだそんなことか、いつもしているよ」と答えてくださる方が大半です。
しかし、皆さんのおっしゃるスイッチの切り替えというのは意識的なモノではなく、無意識的なモノであったり、アプリ間での移動を指していることが大半です。
ここで言うスイッチの切り替えとは意識的にスマートフォンを扱うことを指します。
まず、スマートフォン大体皆さん何時頃に何分見続けています?そして、それを一日でどの程度・どれくらいの頻度で行っていますか?
この質問に即答できれば、第一関門はクリアですが、大抵一筋縄ではいきません。
大抵の人が「大体・・・」というワードとともに曖昧な数字が出てきます。まずはここをクリアにしましょう。
僕が一日でスマートフォンを触っている時間は長いです。なぜならメッセージのやりとりが多いからです。ただ、情報収集に充てる時間は必ず区切っています。
まずは自分がどれくらいスマートフォンのスイッチを入れて切って、パスコードを解除して、アプリを眺めているのかを知りましょう。計測しましょう。
使うアプリとその役割についてもう一度整理する
大切なのは情報収集をしよう!と思い立ってするのです。ただ、それを日課にするのであれば決まった時間で行うことが効率的です。では、具体的にどれくらいの時間行えばいいのでしょうか?
次回の記事で執筆いたしますが、僕は下記のアプリを主に使っています。
- Nuzzel
それぞれ個体差はあります。そして、僕の情報ソースは最新に近いモノが命です。
なので、時系列で並んでいないと意味がないのです。時系列でソートをかけることによって、最新のモノ(情報は過去のモノ)がいち早く手に入ります。Twitterの場合30分見ないだけで200ツイート近く溜まります。しかも、リストに分けて1つのリストにつきこの数のツイートが溜まっています。
なので、思い立ってやったとしても根気が必要なのです。
余計な情報を入れたくないので、リストはできるだけメインの1つに絞っていますが、それでも根気は必要です。
そして時系列のTwitterと対照的なのがInstagramとFacebookです。
一応時系列になってはいるモノの、パーソナライズされています。なので、あまり当てになりません。InstagramとFacebookは基本的に必要なパーソナライズされた情報をストックしておく場所にしています。
NuzzelはTwitterと同じ扱いで同時進行で見ています。
NuzzelはTwitterベースなので親和性が非常に高いです。
とここまで話して、肝心の差別化の話に移りたいと思います。
情報収集に充てるスイッチは0⇒1で切り替える
朝起きたらテレビではなく、身支度をすぐに整えて、出発しましょう。
肝心なのは通勤・通学時間です。この時間で瞬時に情報をつかみましょう。
僕は朝の時間帯はTwitterとNuzzelをベースに確認します。
所要時間は15分です。これ以上もこれ以下でもなく15分キッカリ収集しましょう。
収集が終わったら次にすることは気になった情報をToDoアプリに追加していきます。
僕はThings3 – iPhoneとThings3 – Macを同時で使っています。通勤時間帯は、iPhoneで行っていますが、オフィスに到着してからは、Things3 – Macで整理して、業務に活かせるモノは社内ウィキにまとめています。
オフィスに着いたら、午前中通勤時間以外情報収集は行いません。
次に行うタイミングは昼休憩です。
昼に行うのはFacebookを主に使います。バーッと眺めて、有益そうなリンクをSave This Linkで保存しておきます。そして、残った時間でTwitterを確認します。そして、Things3に保存して終わりです。すべての工程を30分で終わらせます。
最初のうちは時間がかかりますが、時間厳守でやってみましょう。
タイムは重要ですが、質も落としてはいけません。
この質に関しては、帰り道の移動中に行います。
今日収集した情報を一度整理します。
まず、Facebookの保存したリンクの整理、本当にこの情報は僕/わたしにとって必要か?で精査していきましょう。それ以外の感情はいりません。
残ったものの情報をThings3にメモしてください。
最後に注意事項ですが、後で読もうはやめてください。質が非常に下がります。
いらないと思ったら、削除してください。
次にThings3の方で整理です。今日書き留めてメモを見て、アイディアが浮かべばそれを下記のスクリーンキャプチャの、ここにアイディアという部分に記しましょう。
そして、これらの作業は15分です。
帰宅したら最後の作業です。
帰宅後今日まとめたモノをMacのThings3で確認。
翌日社内ウィキに書けそうなモノを残して、残りはアーカイブしておきます。意味合いとしては削除ですね。
サマライズしておいて、記事を再度確認した上でアーカイブしましょう。
ここは30分で終わらせたいところですが、最初は1時間かけてでも行いましょう。
情報収集の1日をクリーニングして、完了です。
これらのループをまずは作って実行してみましょう。
さいごに
情報収集は時間をかければいいものではありません。しかし、丁寧に1つ1つ確認していくマインドも大切です。
まずは上記のループを習慣化していきましょう。
大事なのは続けることです。続けることにより、所要時間も短くなる=質が上がるに繋がります。
1歩ずつでいいので、メディアスクレイパーを目指しましょう。