はじめに
人と議論や会話をする際に、相手が激昂し「あなたはいつも自分が正しいと思っている!」と私があなたの意見を否定/間違いだとしている表現をされることがたまにあります。
私はこの「自分が正しい」といった表現はあまり好きではなく、より良い解決法があるのではないか?または表現として、そして対策としてこのようなものがあるのではないかと感じたので筆を執りました。
自分は正しい
私は自分が正しいと思っています!と私は思っていません。
ただ、私の意見と信念はあります。その信念が相手からすると自分の正しさと表現されるのかもしれません。
例えば相手がいる際の議論では私は〇〇だと思う、といった意見に対して「私は真逆の〇〇だと思う」といった意見が出てきます。
その際にどちらを採用するのか?といった提案になるとAかBの選択肢どちらからしか選択してはいけない、のような状態になります。
ただ、お互い譲れない部分が〇〇の部分にあった場合、当事者同士の最適解を導き出すのがタスクとして挙げられると考えています。
つまり、真逆の意見に対して「あなたは自分が正しいと思っている!」といった発言は適切ではなく、同様にあなたも自身の意見があり、その意見は人生のバックグラウンドであったり、自身の倫理観がルーツとなっています。
なので、「あなたが正しいと思っている」があって当然ですし、それは押し付けているものでなく、意見・信念なのでそれを元にお互いの妥協点、最適解を導き出すのがある意味正解なのではないでしょうか?
二択ではろくな結論が出ない
二択での解決策は大抵ろくな結論が出ません。
AかBか?YesかNoか?上か下か?
そのような解決策や提案は非常に拙い結末を導きます。
せっかく当事者同士がいるのであれば豊富なバラエティに富んだ解決策が出てきても良いものです。
対話ができることは非常にいいことですし、恵まれた環境です。対話ができる状態での二択解決方法はあまりおすすめしませんし、長続きする解決策は導き出されないことが多かった印象です。
それよりも、お互いの信念を元にお互いの最適解を都度見つけることが結果としてコスパ、タイパともに有益かつ永続的な手段と考えています。
さいごに
言語の壁や言語の構成能力によって、意見の食い違いや考え方の相違が見えることも多分にありますが、そういった部分も含めて、更に自分自身のことも磨きをかけていきたいと思います。